TOEIC Part7 時間配分|25問残しが半分になった捨て方がある

Part7が終わらない。毎回後ろが塗り絵になる。

どこを何分で解け。
よく参考書にもそう書いてあるけど、それができないから困ってる。

かけっこ遅いやつに速く走れって言ったって、何の解決にもならないと思う。

僕の本番でかかった時間や、これまでの勉強データをもとに、
どうして時間がかかってしまっているのか、現実的にどうすれば良いかを紐解いていこうと思う。

目次

じゃあ、Part7は何問捨てていいの?

最初に気になるのは、たぶんこの質問。

目標スコア Part7 捨てていい数
600点 15〜20問
700点 15問前後

僕の本番データから、これくらいです。

600点を取った日も、660点も、690点も、
Part7は15問前後を残してました。
全部解こうとしなくていい。

ただ、捨てていい数を知ってるだけでは、点数は伸びません。
僕も初受験で30問捨てました。それで560点でした。

そもそも、30問も捨ててるってことは、
時間配分に問題があったのでは?

初めての本番で、
あまり他の人から聞かないくらい、ひどい数字が明らかになった。

600点間際の僕が、どれだけ遅かったか

僕の初受験は、Part5とPart6で40分かかった。
Part7は30問残し。半分以上が塗り絵だった。

なかなか絶望的な数字。

参考書の理想は、Part5+6で18分。
僕は、その2倍以上の時間を使っていた。

Reading 75分の時間配分

理想の時間配分(参考書)

P5 10分
P6 8分
Part7 57分

僕の初受験(560点)

P5 20分
P6 20分
Part7 35分(30問塗り絵)

P5+6が理想の2倍以上 → Part7に35分しか残らず、半分以上が塗り絵

アニメ1話分くらい、Part7に使える時間が少ない。

振り返るとこの時は、普段以上に「間違いたくない」って気持ちが強くて、
時間をかけて読んでしまっていた。

これからどこを改善しようか考える前は、
「残り30問は何とかしないと」と思っていた。

でも、時間をグラフにしてみると、
Part5・Part6に問題があるのは明らかだった。

じゃあ、この2つのパート、速い人は何で速いのだろうか。
どうしたら、僕も理想に近づけるのだろうか。

なぜPart5・Part6にそんなに時間がかかったのか

解くのが速い人と、遅い人がいる。
それは、分かっていた。

でも、その差を、うまく表現できなかった。
「英語ができる人、できない人」
そんな言葉で、片付けていた。

なんで、こんなに時間がかかるんだろう。
速い人と、何が違うんだろう。

速い人に近づくために、噛み砕いてみた。

ここが遅いのは、仕方ない

文法のところで、時間を使っている。

文法のテキストを一通りやった。
でも、まだ無意識に判別できる段階じゃない。

「これが主語、これが動詞、これが目的語」
1文ずつ、考えながら読んでいる。

例えば、こんな2つの文。

① The manager approved the proposal.

② The proposal that the marketing team submitted last week was approved by the committee.

①は、すぐに「誰が・何を・どうした」が分かる。
②は、that…、last week、by the committee、と関係詞や副詞句を追わないと、構造が組み立たない。

これは慣れが必要で、今もまだ鍛えている最中だ。
ここが遅い原因の一つではあるけど、これは仕方ない。
鍛え続けるしかない。

ここは、変えられる

単語のところでも、時間を使っていた。
でも、こっちは違う。

僕は、読んでなかった。
単語の意味を、思い出していた。

迷った単語を確認してみると、似てる単語ばかりだった。
「えーと、意味なんだっけ」
そのたびに、止まっていた。

例えば僕は、こんな単語で迷っていました。

effect / affect

positively / positivity

invest / investigate

似てますよね。

頭の中で「ええっと」って言葉が浮かんだら、
そこで、時間が消えています。

1秒、2秒、考え直す。
それが何十回も積み重なって、Part5に14分かかっていた。

「読解の体力」だと思っていたものは、
実は「思い出す体力」だった。
Part7に届く前に、もう尽きていた。

例えば、こんな2つの文。

① The meeting will start at 3 PM.

② His expertise positively affected the durability assessment.

①は、読むだけで意味が入る。
②は、expertise? positively? affected? durability? と、ひとつひとつ思い出さないと、意味が組み立たない。

同じ「読む」でも、消費する体力が違う。

即答できる単語は、体力消費ゼロ。
思い出す単語は、体力をゴリゴリ削る。

ここは、即答できる単語を増やせば、消える時間だ。

TOEIC Part7が時間切れになる原因|本番4回のデータで見えたこと

本番を4回受けた。
時間の使い方が変わって、点数も動いた。

本番4回の記録

受験 スコア P5+6時間 P7残し
初受験 560 40分 30問
2回目 600 27分 15問
3回目 660 27分 14問
4回目 690 27分 16問

初受験はPart5+6で40分使った。Part7に残ったのは35分。
54問のうち、解けたのは24問。半分以上が塗り絵。

そこから13分削った。Part5+6を27分に。
点数は600点まで動いた。

そのあとは、27分が固まった。
3回目も4回目も、同じペース。点数は660、690と伸びた。

つまり、僕が変えたのはPart7の解き方じゃなくて、Part5・Part6のペースだった。

TOEIC Part7の時間配分|13分削ったら、点数が動いた

初受験のあと、変えたのはPart5・Part6のペースだけだった。

Part5+6で40分使っていたのを、27分に。
13分削った。それだけ。

結果、Part7に残る時間が 35分→48分に増えた。
塗り絵だった30問が、15問まで減った。

そして、点数が 560点→600点 に動いた。

配分の変化(初受験 → 2回目)

Part5+Part6 合計時間

初受験
40分
2回目
27分

Part7 残り時間

初受験
35分
2回目
48分

Part7残し

初受験
30問
2回目
15問

560点 → 600点(+40点)

目標タイムと、現実

参考書を開くと、よくある目標タイムはこう。

標準目標タイム(参考書)

Part5 10分

Part6  8分

(合計 18分)

でも、僕はそこに届いていません。
600点を取った日も、690点を取った日も、Part5+6で27分使っていました。

本番で固まったペース(2回目以降)

Part5+Part6 27分

(参考書の理想 +9分)

参考書の理想から、9分の超過。
それでも、600点・660点・690点が取れた。

たぶん、700点までなら、このペースで行ける。
無理に「Part5を10分」に合わせなくても、点数は伸びます。

そして、Part7は毎回15問前後を残しています。
690点を取った日も、16問残しでした。

600点を目指すなら、16問捨てたって余裕です。
僕が、その証拠。

全部解こうとして崩壊するより、
解けるところを確実に解く方が、点数になる。

TOEIC Part7の優先順位|57分で全問は解けない

57分を確保した。でも、ここで欲張ると全部崩れる。

57分で54問。1問1分ちょっと。全部は解けない。
全部解こうとすると、シングルパッセージまで雑になる。取れるはずの問題を落とす。

だから、捨てる問題を先に決める。

トリプルパッセージ15問。これは捨てる。

「15問も捨てるの?」と思うかもしれない。
でもトリプルに時間を使うと、シングル29問の精度が落ちる。
15問を2分でマークする。適当に塗っても3〜4問は当たる。
その2分で守った40分を、シングルに全部注ぐ。

シングル29問を70%取って、ダブル10問を60%取る。
トリプルの確率当たりを合わせて、合計33問正解。61%。
これで700点に届く。

全問解くのは800点の目標。
今は「解ける問題を確実に取る」でいい。

Part7の優先順位(確認用)

❶ シングル(29問)40分 / 目標 70%
❷ ダブル(10問)15分 / 目標 60%
❸ トリプル(15問)2分(全マーク)/ 25%

Part7の時間切れは、読解力の問題じゃない。
Part5,6で5分が食われてるだけ。配分を変えれば解決する。
まずPart5の時間を測ってみる。そこからで十分。

あなたの状況は?

どのPartから手をつけるか迷う → TOEIC600点、どのPartから取る?
全体の計画を立てたい → TOEIC300→600点 完全実践ガイド

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