TOEIC Part5の動詞問題。「なるほど」が3回出て、1問も進んでない
Part5の時制問題を解いてた。
Dream Toys ——- the value of its Web site until a survey revealed…
選択肢を見る。recognizeの形違いが4つ並んでる。
直後にthe value。名詞がある。だから能動態。受動態の選択肢を消す。
ここまではよかった。
「でも待って。認識されるかもしれない」
気になった。主語を見る。Dream Toysは認識する側?される側?
「……SVCの可能性もあるよな」
ChatGPTに聞く。
「recognizeはSVC動詞ですか?」
答えが返ってくる。「SVC動詞は be, become, seem, look, appear, remainなど限られています。recognizeはSVOです」
なるほど。1回目の「なるほど」。
でもその答えの中に「SVOO」が出てきた。
「じゃあSVOOの受動態ってどうなるの?」
また聞く。
「give, offer, send などの授与動詞は、目的語が2つあるため……」
なるほど。2回目の「なるほど」。
「あれ、目的語が2つある動詞って他に何がある?」
また聞く。答えが返ってくる。
なるほど。3回目。
画面から顔を上げた。
30分経ってた。問題集は1問も進んでない。でも「なるほど」が3回出た。SVCとSVOOの違いもわかった。授与動詞の一覧も知った。
勉強した気になってた。
「なるほど」が気持ちいい。わかる瞬間が気持ちいい。その気持ちよさが次の枝を呼ぶ。枝の先にまた「なるほど」がある。また気持ちいい。
問題は1問も解けてない。でも3時間やったことになってる。
TOEIC Part5を毎日やった。ChatGPTの画面がこうなってた
正月から欠かさずやった。毎日やった。
演習問題を解く。
わからないところが出てくる。ChatGPTに聞く。
答えが返ってくる。
その答えの中にまた気になるところが出てくる。また聞く。
問題で問われていないことも聞いた。
「この文のuntilって、後ろが過去形じゃないとダメですか?」
「by the timeとuntilの違いって何ですか?」
別にその問題を解くのに必要じゃない。
でも気になったから聞いた。
画面を見せたほうが早い。こんな感じだった。
untilの後ろは過去形じゃないとダメ?
→ いい指摘です! untilは……
………………………………………………
………………………………………………
→ じゃあby the timeとの違いは?
→ 鋭いですね! by the timeは……
………………………………………………
………………………………………………
………………………………………………
→ じゃあby the timeの時制は?
→ いい質問です! ……………………
………………………………………………
………………………………………………
⚠ 解いてた問題: まだ選んでない
TOEIC 褒められた。でも1問も選べなかった
褒められるたびに、次の枝が生えた。
お世辞だろ、と心の中でつぶやいた。AIに褒められて喜ぶやつがいるか。
でも次の質問を考えてた。
ある問題で、自分なりの例えを思いついてChatGPTに話した。
「天才です」
否定しつつも、心のどこかで嬉しかった。
その直後の問題で、手順の②だけで答えを決めた。間違えた。
例えは作れる。説明もできる。褒めてももらえる。でも、選べない。
こういう疑問を思いつく自分は、けっこう分かってるほうじゃないか。
間違える。解説を読む。
「ああ、そういうことか」。
次の日もやる。また間違える。
「なるほど、ここもポイントなのか」。
勉強時間だけが積み上がっていった。
「これだけ聞いた」「これだけ調べた」が、もう成果みたいな顔をしてた。
TOEIC 1ヶ月経っても同じことで迷ってた
でもふと、問題を1問だけ解いてみる。
anotherとthe otherが並んでる。
前にも聞いた。
「どっちかが、対象が具体的にわかってるときで……どっちかが、特定されてないときで……」
わかった気がした。
でも今、どっちがどっちか出てこない。
またChatGPTに聞いてる。同じ質問を。
頭にはある。でも選択肢を前にすると、手が止まる。
3時間やった日も、やらなかった日も、この1問は同じだった。
1週間じゃ伸びないよな、と思った。
次の週も思った。
その次も。
気づいたら試験から1ヶ月経ってた。あの時迷ったことと、今迷ってることが同じだった。
カフェでアイスコーヒーを飲んでた。
氷だけになったグラスを眺めながら、ChatGPTに質問してた。特に目的もなく、気になったことを聞いてた。SVCの動詞一覧。by the timeの時制。受動態の例外。
ふと手が止まった。
これ、正月からずっとやってないか。
スマホを裏返して、テーブルに置いた。
毎日やった。3時間やった日もある。ノートは厚くなった。勉強時間は積み上がった。でも20秒で選べない。選択肢が2つ残ってる。これ、さっきも見た気がする。
グラスの氷が全部溶けてた。握ってた手が冷たかった。
ぬるくなったそれを飲み干して、店を出た。
調べること自体が間違いだったわけじゃない。ただ、「何を見て判断するか」が決まってないまま、調べ続けてた。
この記事を読んで思い当たることがあったら
「わかってるのに選べない」がずっと続いてた理由を、あとから知った。
復習してるのに同じところで止まるなら、こっちも読んでみてほしい。
「聞こえてるのに解けない」にも、同じ構造がある。
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