語尾を覚えた。-lyは副詞、-tionは名詞。
「これで品詞問題は取れる」と思った。
でも次の模試で、また同じところで止まる。
「覚えたはずなのに」が、もう3回目だ。
Part5が伸びない原因は、ひとつじゃない。
品詞・時間・復習——どこで詰まっているかで、やるべきことがまるで違う。
Part5の「自分の詰まりポイント」を特定して、
次にやるべきことが1つに決まる。
対象:Part5を勉強しているのにスコアが上がらない人
対象外:Part5にまだ手をつけていない人(→ まず「判断の入口」を読む)
TOEIC Part5——詰まりは3か所ある
Part5が伸びない人は、だいたい3つのどれかに引っかかっている。
自分がどれか、確認してみてほしい。
①「-ly → 副詞」までは分かる。でも配置で迷う
be動詞の後ろで-lyが出た。副詞でいいのか、形容詞じゃないか。
語尾は覚えた。でも「どこに置くか」の判断ができていない。
② 20秒経った。まだ決まらない
粘るか、次に行くか。その判断基準がない。
Part5で粘ると、Part7で時間が足りなくなる。
③ 復習しても、次の模試で同じところで迷う
「品詞問題だった」と分かった。解説も読んだ。
でも次に同じパターンが出たとき、また止まる。
どれかに心当たりがあったはず。
この3つは独立しているように見えて、全部Part5の構造に原因がある。
TOEIC Part5の構造——なぜ品詞問題が最初の一手になるか
── 詰まりの正体を知るには、Part5の構造を見る必要がある。
Part5は30問、10分で解く。
でも全部同じ種類の問題じゃない。大きく3タイプに分かれる。
(参考: TOEIC公式)
| 問題タイプ | 出題数 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 語彙問題 | 9-10問 | 30% | 同じ品詞で意味が異なる単語から選ぶ。意味を知らないと解けない |
| 品詞問題 | 7-8問 | 25% | 同じ単語の異なる品詞から選ぶ。意味が分からなくても解ける |
| その他文法 | 13-14問 | 45% | 前置詞、動詞、代名詞、接続詞など。文法知識が必要 |
品詞問題は25-30%(7-8問)。意味が分からなくても解ける唯一のタイプだから、ここから手をつける。
判断に使うのは語尾パターンだ。
| 品詞 | 語尾 |
|---|---|
| 副詞 | -ly |
| 名詞 | -tion, -ment, -ness, -ity |
| 形容詞 | -ful, -ous, -ive, -able |
| 動詞 | -ize, -ify |
※例外:friendly、lovely、costlyなど一部の-ly語は形容詞。出題頻度は低い。
ここで、さっきの3つの詰まりとつなげる。
- ①で詰まっている人:語尾は覚えた。でも「空欄の前後を見て、どの品詞が入るか」の判断ができていない
- ②で詰まっている人:品詞問題なら10秒で解ける。語彙問題に20秒使っていい。この配分を知らない
- ③で詰まっている人:「品詞問題だった」で終わっている。判断プロセスまで復習していない
TOEIC Part5——600点を取るための時間配分
特に②の詰まりに直結する話だが、①③の人も知っておくと全体が見える。
| 問題タイプ | 出題数 | 目標時間 | 戦略 |
|---|---|---|---|
| 品詞問題 | 7-8問 | 10秒/問 | 優先的に取る:語尾判断で解く |
| 語彙問題 | 9-10問 | 20秒/問 | 知っている問題のみ。知らなければ捨てる |
| 文法問題 | 13-14問 | 15秒/問 | 分かる問題を取る。複雑なら捨てる |
※この配分でPart5正答率66%(模試605点相当)を確認済み
TOEIC Part5——あなたの詰まりに合った次の記事
── 自分の詰まりが見えたら、次はそこだけ読む。
①「-ly → 副詞」は分かるが、配置で迷う人
→ 品詞問題の解き方|語尾から判断する10秒攻略法
語尾×スロットで迷いを消す。10秒で判断する方法
② 20秒経っても決まらない人
→ Part5の時間配分|20秒ルールと捨て問の判断基準
Part7に時間を残す設計。「粘るか捨てるか」をルール化する
③ 復習しても次の模試で同じところで迷う人
→ Part5が伸びない原因|17問から脱出する復習法
A/B/C分類で「分かったつもり」を定着に変える
そもそも何から手をつけていいか分からない人
→ Part5「わかってるのに点が伸びない」理由
判断の入口を固めて、次の一手を決める
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