TOEIC Part5の全体像|品詞問題から始める600点攻略
この記事は「Part5を体系的に学びたい初心者向け」です。
📚 品詞問題攻略シリーズ全4回【全記事公開済み】
このシリーズは全4回で、すべて公開済みです。
- ✅ 第1回(本記事):Part5の全体像と品詞問題の重要性
- ✅ 第2回:語尾判断の基本編 – 10秒で解く語尾パターン
- ✅ 第3回:文構造判断の応用編 – 600点レベルの攻略法
- ✅ 第4回:時間配分と捨て問戦略 – 20秒ルールの現実
結論:Part5は品詞問題から攻略する
TOEIC Listening & Reading TestのPart5は30問、理想は10分で解く。
全部を同じように解こうとすると時間が足りなくなる。
Part5の中身を分析すると、以下の構造が見える。
Part5のうち25-30%(7-9問)は「品詞問題」で、意味が分からなくても解ける。
語尾と文法構造だけで判断できる。
※例外:friendly、lovely、costlyなど一部の-ly語は形容詞。出題頻度は低い。
品詞問題の典型パターン
- be動詞 + 形容詞
- 動詞 + 副詞
- 冠詞(a/the) + 名詞
- 冠詞 + 形容詞 + 名詞
- 名詞 + 動詞
つまり、TOEIC Part5 品詞問題 600点攻略の第一歩は「品詞問題」から。
この記事では、Part5の全体像と、品詞問題の位置付け、600点を取るための戦略を扱う。
Part5の問題タイプ別出題割合
Part5は30問。全部が同じタイプの問題ではなく、大きく3つに分かれる。
(参考: TOEIC Part5の問題パターン)
| 問題タイプ | 出題数 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 語彙問題 | 9-10問 | 30% | 同じ品詞で意味が異なる単語から選ぶ。意味を知らないと解けない。 |
| 品詞問題 | 7-8問 | 25% | 同じ単語の異なる品詞から選ぶ。意味が分からなくても解ける。 |
| その他文法 | 13-14問 | 45% | 前置詞、動詞、代名詞、接続詞など。文法知識が必要。 |
品詞問題は25-30%(7-8問)。
品詞問題は意味が分からなくても解ける唯一の問題タイプ。
語彙問題(30%)は、単語を知らないと解けない。
文法問題(45%)は、文法知識が必要。
品詞問題(25-30%)は、語尾と文法構造だけで判断できる。
そのため、品詞問題から攻略するのが効率的。
なぜ品詞問題から始めるべきか(4つの理由)
品詞問題を最初に攻略すべき理由は4つある。
理由1: 語彙力不要(初心者でも解ける)
品詞問題の最大の特徴は、単語の意味を知らなくても解けること。
語尾を見れば品詞が分かり、空欄の前後を見れば文法構造が分かる。
意味が分からなくても、文法構造だけで判断できる。
理由2: 時間短縮に最も効果的
品詞問題は、空欄の前後だけを見れば解ける。
文全体を読む必要がない。
品詞問題を短時間で解けば、Part7に時間を残せる。
Part5で10分を目標にするなら、品詞問題(7-8問)の時間を短縮できれば、残りの時間を語彙問題と文法問題に使える。
理由3: パターンが決まっている(再現性が高い)
品詞問題は、パターンが決まっている。
- 語尾を見れば品詞が分かる(-ly → 副詞、-tion → 名詞)
- 空欄の前後を見れば文法構造が分かる(be動詞 + 形容詞)
- パターンを覚えれば、どの問題でも同じように解ける
語彙問題は単語によって違うし、文法問題は複雑。
品詞問題は「語尾判断 + 文法構造判断」の2ステップで解ける。
再現性が高いため、正答率が上がりやすい。
理由4: 40-50点相当(得点効率が高い)
品詞問題は7-8問で、TOEICスコアに換算すると約40-50点相当(※スコアは換算式による推定値)。
語彙力不要で、時間も短縮できて、パターンも決まっている。
7-8問のうち、5-6問を目標にすれば、約40点を確保できる。
主要な語尾パターン一覧
| 品詞 | 語尾 |
|---|---|
| 副詞 | -ly |
| 名詞 | -tion, -ment, -ness, -ity |
| 形容詞 | -ful, -ous, -ive, -able |
| 動詞 | -ize, -ify |
600点を取るためのPart5戦略
Part5で600点を取るためには、全問正解を目指す必要はない。
取れる問題を見極めて、捨て問も作る。
問題タイプ別の戦略
| 問題タイプ | 出題数 | 目標時間 | 戦略 |
|---|---|---|---|
| 品詞問題 | 7-8問 | 10秒/問 (合計1分20秒) | 優先的に取る 語尾判断で解く。7-8問中、5-6問を目標。 |
| 語彙問題 | 9-10問 | 20秒/問 (合計3分20秒) | 知っている問題のみ 単語を知っている問題のみ解く。知らない問題は捨てる。 |
| 文法問題 | 13-14問 | 15秒/問 (合計3分30秒) | 分かる問題を取る 前置詞、動詞は狙う。複雑な問題は捨てる。 |
| 合計 | 30問 | 約8分 | Part7に時間を残す(目標10分以内) |
この戦略のポイントは、品詞問題を最優先で取ること。
品詞問題は語彙力不要で、短時間で解ける。
7-8問のうち5-6問取れれば、40点確保。
語彙問題と文法問題は、知っている問題・分かる問題のみ解く。
3秒見て分からなければ、捨てる。
全部解こうとすると時間が足りなくなる。
捨て問を作ることで、Part7に時間を残せる。
※この戦略でPart5正答率66%(模試605点相当)を確認済み
このシリーズで学べること
このシリーズでは、品詞問題を中心に、Part5攻略法を4本の記事で扱う。
記事①(この記事): Part5全体像と品詞問題の位置付け
Part5の構造と、品詞問題から始める理由を扱う。
記事②: 品詞問題攻略・基本編(語尾判断)
語尾パターンと例題を使った具体的な解き方を扱う。
→ 品詞問題攻略・基本編
記事③: 品詞問題攻略・応用編(文構造+意味)
文法構造判断と、語尾だけでは解けない問題の扱いを解説。
→ 品詞問題攻略・応用編
記事④: Part5時間配分と捨て問戦略
問題タイプ別の時間配分と、捨て問の判断基準を扱う。
→ 時間配分と捨て問戦略
※読んでて「勉強してるのに伸びない」と思ったら → 土台の問題かもしれない
まとめ
Part5は30問、10分で解く必要がある。
全部を同じように解こうとすると時間が足りない。
Part5攻略の第一歩は「品詞問題」から。
- 品詞問題は25-30%(7-8問)、40-50点相当
- 意味が分からなくても解ける唯一の問題タイプ
- 語尾判断と文法構造で解ける
- 得点効率が高い
※実際の解き方や例題は、次の記事で解説している。
—次に読むべき記事
→ TOEIC Part5 品詞問題の解き方|語尾から判断する10秒攻略法
🔄 Part5が伸び悩んでいる人へ
品詞問題を勉強した、パターンも覚えた。でも点数が伸びない。それは「やり方」の問題ではなく「復習」の問題かもしれない。
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