TOEIC Part2|「答えがおかしい」と思ったら読む記事

「持っていくべきかどうか聞かれてるのに、見たことあるが正解?」

「おかしくない?」

Part2で「答えがおかしい」と思うパターンは3つある。

  1. 質問と答えが直結してない──間接的な応答が正解になる問題
  2. 似た音に引っかかる──音のトラップ問題
  3. 後半から急に崩れる──判断基準の切り替えミス

3つとも原因が違う。対処法も違う。
あなたがどのパターンで引っかかっているか、読みながら確認してほしい。

目次

TOEIC Part2で「おかしい」と感じる正体

学校のテストはこうだった。

Where is the station?
→ It's near the park.

場所を聞かれたら場所を答える。質問と答えが1対1で対応してた。

TOEICは違う。

Where is the station?
→ I'll show you.(案内するよ)

場所を言ってない。でも正解。
TOEICは「質問に正しく答えてるか」ではなく「会話として成り立つか」で正解が決まる。

ここまではよく言われること。
問題は「じゃあどう対処するか」が、引っかかるパターンごとに違うこと。
1つずつ見ていく。

TOEIC Part2パターン1──質問に答えてないのに正解

── 最も多いパターン。Part2の半分以上がこれに該当する。

問題:Should I bring an umbrella?(傘持っていくべき?)

A:I've seen one somewhere.(どこかで見たことある)
B:The weather forecast says rain.(天気予報が雨だって)
C:Yes, please do.(はい、どうぞ)

→ Bが正解

「持っていくべきか」に直接答えてない。
でも「天気予報が雨だよ」は「持っていけ」と同じ意味。

にっしー

Cの方が直接的じゃない?

チャッピー

実際の会話を想像してみて。「傘いる?」って聞かれたとき「はい、どうぞ」って答える?

にっしー

…「雨降るらしいよ」って言うかも

チャッピー

それが自然な会話。TOEICはそっちを正解にしてる

同じ問題でも、聞き取れる人と聞き取れない人では頭の中が違う。

問題:Where is the station?

【引っかかる人の頭の中】
A:It's near the park.(場所だ!→ これだ)
B:I'll show you.(場所じゃない... → 除外)
C:Yes, I did.(全然違う → 除外)
→ Aを選ぶ → 不正解

【聞き取れる人の頭の中】
A:It's near the park.(公園の近く?曖昧すぎない?)
B:I'll show you.(案内してくれるんだ → 自然)
C:Yes, I did.(質問に答えてない → 除外)
→ Bを選ぶ → 正解

違いは1つだけ。
引っかかる人は「質問の答え」を探してる。
聞き取れる人は「会話として続くか」で選んでる。

このパターンの見分け方:
「質問の答えになっているか」ではなく「実際に誰かに言われたら、自然に感じるか」で判断する。
間接的でも、会話として成り立っていれば正解。

TOEIC Part2パターン2──似た音にだまされる

── パターン1は判断基準の問題だった。こっちは耳の問題。

Part2には、わざと問題文と似た音を選択肢に入れるパターンがある。

問題:Did you watch the news?(ニュース見た?)
×:I washed my car.(車を洗った)

watch → washed
音が似てるだけ。会話として続かない。
問題:Where is the meeting room?(会議室どこ?)
×:The meeting was canceled.(会議は中止になった)

meeting → meeting
同じ単語を繰り返してるだけ。場所を答えてない。
問題:When will the train arrive?(電車いつ来る?)
×:The training starts at nine.(研修は9時開始)

train → training
似た単語だけど、まったく別の話。

このパターンに引っかかる人の共通点がある。
聞き取りに自信がないから「聞こえた単語」を頼りに選んでしまう。

にっしー

でも聞き取れないから、似た音を選んじゃうんだけど…

チャッピー

逆。「問題文と同じ音が聞こえたら疑え」。Part2で問題文と同じ単語・似た音が出たら、ほぼ不正解

これはルールとして覚えてしまっていい。
Part2の正解は、問題文とは別の言い回しで返すことが多い。
同じ音が聞こえたら「あ、これトラップだ」と思った方がいい。

このパターンの見分け方:
問題文と同じ単語、または似た音(watch/washed、train/training)が選択肢に出たらまず消去する
消去してから、残った選択肢で「会話として続くか」を判断する。

TOEIC Part2パターン3──後半から急に崩れる原因

── パターン1も2も分かった。でも本番で後半が崩れるのは、また別の問題。

Part2は25問。前半と後半で問題の性質が変わる。

【前半に多い】直球タイプ
問題:Did you finish the report?
→ Yes, I did. / No, not yet.

質問に対して直接答える。取りやすい。
【後半に多い】間接タイプ
問題:Did you finish the report?
→ I'm still working on it.(まだやってる途中)

YesでもNoでもない。でも会話として自然。
問題:Has the budget been approved?(予算は承認された?)
→ We should hear back by Friday.(金曜までに返事が来るはず)

承認されたかどうか言ってない。でも「まだわからない」と同じ意味。

さらに後半には、質問の形すら変わるものがある。

問題:The conference room is booked until 3, isn't it?
(会議室は3時まで予約されてるよね?)

→ Let me check the schedule.(スケジュール確認するね)

Yes/Noで答えてない。でも「確認する」は自然な返答。
これは「付加疑問文」──Yes/No疑問文とは判断基準が違う。

前半は「質問→直接の答え」で取れる。
後半は「質問→間接の答え」に変わり、さらに質問の形式自体も変わる。
崩れるのは集中力の問題じゃない。判断基準が前半のままになっている。

にっしー

じゃあ最初から「間接回答」を意識すればいい?

チャッピー

そう。前半も後半も同じ基準──「会話として続くか」で判断する。前半は直球も間接も両方「会話として続く」から、どっちも正解になれる。後半は間接だけが続く

このパターンの見分け方:
前半は取れるのに後半で崩れる人は、判断基準の問題。
Q16以降で「質問に直接答えてない」と思ったら、「でも会話としてどうか?」と問い直す。
その1秒のリセットで後半の正答率が変わる。

TOEIC Part2──パターン別の練習法と今日やること

── 3つのパターンが見えたら、自分に合った練習をする。全部同じやり方では効かない。

複数のパターンに当てはまる人もいる。
その場合は、まずパターン2(音のトラップ)から潰す。
「似た音を消去する」が最もルール化しやすく、効果が早い。
消去法が使えるようになると、パターン1の判断も楽になる。

パターン1に引っかかる人(間接回答を見逃す)

  • 公式問題集のPart2を10問解く
  • 間違えた問題で「実際にこう言われたらどう感じる?」を考える
  • 正解の選択肢を日本語の会話に置き換えて納得する
  • 例:「天気予報が雨だって」→「傘持ってけ」と同じだな、と理解する

パターン2に引っかかる人(似た音にだまされる)

  • 間違えた問題で「問題文と同じ音・似た音」を探す
  • あったら赤で印をつける。3日で「似た音=トラップ」が体に入る
  • 選択肢に似た音が出たら、まず消去法で除外する癖をつける
  • よく出るペア:watch/washed、copy/coffee、work/walk、train/training

パターン3に引っかかる人(後半で崩れる)

  • Part2を通しで25問解いて、前半(Q7-15)と後半(Q16-31)の正答率を分けて記録する
  • 後半の正答率が前半より15%以上低いなら、このパターン確定
  • Q16以降だけ10問抜き出して集中練習する
  • 間接回答と付加疑問文に慣れるまで、後半だけ繰り返す

今日やること(10分):

  1. Part2を5問解く
  2. 間違えた問題が3パターンのどれか確認する
  3. 自分のパターンに合った練習を1セットやる

5問やるだけで、自分がどのパターンで引っかかってるかは見える。

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