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TOEIC点数が下がった時の対処法|670→585→600点に戻した”焦りと回復”の3日間

TOEIC 600点、どのPartから取る?|50問模試の実データで見えた優先順位

この記事で分かること

  • 50問模試で605点相当を取った時の実データ(Part別正答率)
  • Part別の優先順位(S〜D)と具体的な目標正答率
  • Part5は20秒厳守より正答率重視の理由
  • 全部取ろうとしない600点到達戦略
目次

結論:600点は長文ではなく、短文で稼ぐ

330点から600点を目指すとき、全部を同じように頑張ろうとすると途中で息が切れる。
苦手より、”取れる場所”に力を注いだ方が、体感スピードがまったく違う。

50問模試で605点相当を取ったとき、意外な発見があった。
頑張っていたPart7(長文)はそこまで点を稼げていなかったのに、
短い問題でしっかり拾えていた。

にっしー

長文できないから、600点無理だと思ってた…。

チャッピー

実はそうでもない。データ見たら、Part3・Part4・Part5の短文で稼げてたんだよね。長文を完璧にしなくても、600点は十分”現実的な距離”にある。

この気づきが、学習の負担を半分にしてくれた。

つまり、TOEIC 600点は長文(Part7)ではなく、短文で稼ぐ。

TOEIC 600点 Part 優先順位を明確にすることで、効率的にスコアアップできる。
この記事では、実データから逆算した優先順位を示す。

50問模試で605点相当を取った時の記録

まず、実際のデータを公開する。

実際、あたいもこの頃はPart7に時間をかけすぎていた。
でも、スコアに結びついたのは短文の精度だった。

これは50問30分の簡易模試で605点相当を取得した時の記録。

このデータは、3週間の学習を積んだ時点での実測値。
Partごとの得点差を見ると、努力の”効率のズレ”がはっきり見えてくる。

Part正答数/問題数正答率評価
Part11/425%E
Part27/1353%C
Part316/1888%A+
Part410/1566%B
L計34/5068%345点相当
Part510/1566%B
Part64/850%C
Part712/2744%C-
R計26/5052%260点相当
Total60/10060%605点相当

このデータから見えてくるのは、Partごとのばらつきだ。

600点を超えたとき、実際に点を稼いでいたのはPart3・Part4・Part5の3つだった。
会話で拾って、説明文でつなぎ、文法で支える。
この”得点源の三角形”が、600点に届く最短ルートだった。

データから見えた3つの発見

発見1: Part3・Part4は集中すれば伸びる

Part3で88%、Part4で66%という高い正答率を記録した。

Part3は会話問題。設問を先読みして、会話の流れを追えば、かなりの確率で正解できる。つまり、リスニングの得点源はPart3だ。

にっしー

Part3、意外と取れるんだな。

チャッピー

設問を先読みして、会話の流れを追う練習をすれば、600点レベルでは80%以上狙えるよ。

発見2: Part1は安定しないが得点源になる

Part1は25%。6問中1問しか取れなかった。

Part1は写真描写問題。語彙力が安定しないと波があるが、ここで狙えると他のPartで楽になる。ただし、積極的に学習しなくていい。

語彙が増えれば自然と取れるようになるので、Part3・Part4を優先しながら、Part1は様子を見る程度でいい。

発見3: Part5は時間かけても正答率重視

Part5は66%(10/15問)。所要時間は7分11秒(1問43秒)。

よく「Part5は1問20秒」と言われるが、実際には1問43秒かかった。しかし、66%という正答率を確保できた。

つまり、Part5では20秒厳守より、取れる問題を確実に取ることを優先すべきだ。

TOEIC 600点 Part 優先順位

実データから逆算した、TOEIC 600点 Part 優先順位を示す。

優先度S: Part3(会話問題)── 得点源

目標正答率: 70%以上

理由:

  • 設問先読み+会話の流れ把握で高得点が狙える
  • リスニングの得点源
  • 600点レベルなら70%を目指す

やるべきこと:

  • 設問を先に読む習慣をつける
  • 会話の流れを追う練習を反復する
  • 選択肢を先に見て、何を聞かれるか予測

優先度A: Part5(短文穴埋め)── 時間かけて66%

目標正答率: 60%以上

理由:

  • 時間配分の起点になる
  • 20秒厳守より、取れる問題を確実に取る
  • 66%確保できれば、Part7に時間を残せる

やるべきこと:

  • 語彙問題: 知らなければ即座に飛ばす(5秒)
  • 品詞問題: 空欄の前後を見て即答(10秒)
  • 文法問題: 文構造を確認して判断(30秒)
  • 平均43秒でも66%取れればOK

優先度B: Part2・Part4 ── 60%目標

Part2(応答問題):

  • 目標: 60%(実績53%)
  • 疑問詞を聞き取る練習
  • 消去法で選択肢を絞る

Part4(説明文問題):

  • 目標: 60%(実績66%)
  • 設問先読み+キーワード把握
  • Part3と同じ要領で対策

意外だったのは、長文(Part7)をそこまで伸ばさなくても、
600点ラインには十分届いたということ。
読解は重要だけど、序盤のPartで点を取りきるほうが現実的だった。
焦らずに、まずは”短文で勝てる体”を作ればいい。

優先度C: Part1(写真描写)── 貴重な得点源

目標正答率: 70%(実績25%)

理由:

  • 6問しかないが、1問の価値が高い
  • ここで取れると他で楽になる
  • 語彙が増えれば自然と正答率が上がる

やるべきこと:

  • Part3・Part5の学習を優先しながらも、Part1も意識
  • 模試で出てきた語彙を覚える
  • 写真描写の頻出表現を押さえる

優先度D: Part7(長文読解)── 深追いしない

目標正答率: 50%(実績44%)

理由:

  • Part7は時間がかかる
  • 600点レベルでは全問解く必要はない
  • 短文Partで点を稼ぐ方が効率的

やるべきこと:

  • シングルパッセージ(1文書)を優先
  • 設問を先に読む
  • 本文で該当箇所を探す
  • 難しい問題は飛ばす
  • 時間切れでも気にしない

Part5の時間配分:20秒厳守より正答率重視

よく「Part5は1問20秒」と言われる。しかし、実データを見るとそう単純ではない。

605点取得時のPart5実績:

  • 正答数: 10/15問(66%)
  • 所要時間: 7分11秒(1問43秒)
  • 理想との差: +23秒/問

時間オーバーした。しかし、66%という正答率を確保できた。

にっしー

20秒守れてないけど、これで良かったのか?

チャッピー

600点レベルでは、時間削って正答率下げるより、確実に取れる問題を取る方が効果的だよ。

つまり、Part5では20秒厳守より、取れる問題を確実に取ることを優先する。

品詞問題・文法問題で迷ったら、30秒かけてもいい。その代わり、語彙問題は5秒で飛ばす。

結果的に平均43秒でも、66%取れれば十分だ。

この結果を見て、少しホッとした。
全部を完璧にしなくても、積み上げ方を変えれば結果は出せる。
TOEIC600点は”努力量”より”構成力”の勝負だ。

まとめ:全部取ろうとしない600点到達戦略

TOEIC 600点到達には、「取るべきPart」を絞る戦略が有効だ。

TOEIC 600点 Part 優先順位のまとめ:

  • S: Part3(70%以上狙う)
  • A: Part5(時間かけて66%)
  • B: Part2・Part4(60%目標)
  • C: Part1(貴重な得点源、70%目標)
  • D: Part7(深追いしない)

TOEIC600点までは、”全部を完璧にする”よりも”取れる場所を決める”。
そして、捨てるところを決めてしまおう。

長文(Part7)を深追いしない。
Part1も完璧を目指さない。
Part3・Part4・Part5の三角形を固めれば、600点は現実的な射程に入る。

このデータが示しているのは、努力量の話じゃなく、
“どこで戦って、どこを捨てるか”という選択の話だ。

焦らなくていい。
600点は「センス」じゃなく、「やり方を変えれば届く」。
少しずつでも、”届く感覚”を積み上げていけばいい。


この記事は50問模試の実データから「取るべきPart」の優先順位を整理した。

実際の勉強プロセスや、点数が上下したリアルな記録は
👉 TOEIC300→900点の体験記 で詳しく語っている。

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