TOEIC30代の中学英語からやり直し恥ずかしいのか

30代で中学英語からやり直し、本当に恥ずかしいのか。

TOEICを始めようとした時、僕も同じ問いの前で止まっていた。
35歳、300点台、転勤族の会社員。

「中学英語からやり直し」の4文字が、画面を閉じても残ってた。

恥ずかしかった。
でも、ここから始めて、660点まで来ている。

何が恥の正体だったか。
今夜の隣で、一緒に分解していく。

目次

「中学英語」と聞いて、何を想像した?

4文字を見た瞬間、何が浮かんだか。

中1の教室。黒板にアルファベット。This is a pen.
絵としては、小学生の延長みたいなやつ。

中学生にまぎれて学ぶ自分の姿が、頭をよぎる。
いい大人なのに、同じことを学ぶのか?

かなり抵抗がある。

ここで気づく。
恥ずかしいのは「中学英語の中身」じゃない。
中身を見る前の、想像の絵のほうだ。

勉強以前の話だった。

スタバの逆、と言えば伝わるかもしれない

スタバで、マックのノートパソコンを開いている人がいる。
様になってる。誰も見ない。

マックは、それだけでイケてる感じがする。

その逆をやる。
スタバで、中学英語のテキストを広げている自分。

想像の中で、隣の席の人がチラッと見た気がした。
たぶん、見ていない。

でも、ダサいって思われた気がする。

「中学英語」って4文字を見ると、ラベルだけじゃ済まない。
中学時代の、自分の姿まで浮かぶ。

授業で当てられて答えられなかった瞬間。
英語の宿題を出せなかった日。
記憶の中の、忘れたい自分が混ざってくる。

ページを開く前に、過去の自分が動いて、手が重くなる。

関係代名詞は中2、仮定法は中3

中身を開けてみる。

中1。be動詞、現在形、一般動詞。This is a pen.の世界。
ここまではイメージ通り。

中2。関係代名詞、過去進行形、受動態。
中3。仮定法、分詞構文、現在完了。

中3の教科書には、こういう文が載っている。

The book which I bought yesterday was interesting.

関係代名詞のwhich。先行詞、後ろから修飾。

これ、Part5そのものじゃないか。

ただ、誤解しないでほしい。
中学英語が全部、止まるわけじゃない。

why、which、whoなどの疑問詞は、大体分かる。
過去形も、現在進行形も、be動詞の使い分けも通る。

止まるのは、関係代名詞、仮定法、分詞構文。
特定の場所だけだ。

「中学英語からやり直し」と聞いて、be動詞をもう一回?と想像すると、復習する気が失せる。
でも、関係代名詞や仮定法だと知ったら、「これは押さえなきゃ」と思える。

「中学英語」の4文字が覆う範囲は、想像より広かった。
ただし、止まる場所も、想像より狭い。

中学英語と聞いて抵抗があるのは、中身が見えてないからだった。

数学で考えれば、すぐ分かる

中学数学。
二次方程式は中3で習う。三平方の定理も中3。

二次方程式が崩れていたら、高校の数学は全滅する。

英語も同じだ。
関係代名詞が崩れていたら、Part5もPart7も崩れる。

「中学」は、土台の名前だった。
簡単の名前じゃない。

数学で「二次方程式に戻る」って言われたら、誰も恥ずかしがらない。
二次方程式が解けないと分かっていれば、そこから復習する。

前に進むために勉強してるんだから、恥ずかしいことじゃない。

英語のときは、やるべきことよりも、恥ずかしさが前に出ていた。

完璧にするためじゃない、戻れる場所を作るため

ただ、もう一つ大事なことがある。

ここで復習することで、TOEICのその単元の問題が完璧になるわけじゃない。

間違った時に、「あ、これ中学英語のあのページに書いてあった」と戻れる状態にする。
それが最初の目標だ。

迷子になった時、地図アプリを開く。

道を完璧に覚えていなくても、
「今どこにいて、どこが目的地か」が分かれば、戻れる。

中学英語に戻るのは、それと同じだった。
完璧にするためじゃない。
戻れる場所を作るため。

3年かけるわけじゃない。
頑張れば、数週間で復習できる。

止まったページに、戻れるようにする。
それだけだった。

恥ずかしさの解決は単純だった

解決は、単純だった。

「中学英語」と書いてある教材を、選ばなきゃいい。
TOEIC用の文法書なら、中学範囲は普通に入ってる。

中学という文字を見えなくするだけで、解決した。

そして、もう一つ。

カフェで隣の人を見ても、せいぜい思うのは。

「勉強してるな」
「本を読んでるな」
「パソコンで作業してるな」

その程度で、誰が何をしてるかなんて興味はない。
きっと、周りの人もそうだ。

恥ずかしさは、自分の頭の中だけで完結していた。
外側には、誰もいなかった。

止まったのは関係詞のページだった

ChatGPTに「金フレより文法が先」と言われて、文法書を1冊買った。
関係代名詞のページで、手が止まった。

「これは中学英語じゃない」と思いたかった。
中2の範囲だと認めたくなかった。

その夜の経過は、別の記事にもう少し詳しく置いてある。
中学英語で止まった日

前提を確認したから、上に積めた

関係代名詞のページに入ったまま、文法書1冊を15日で2周した。
通勤リスニングは、それまで通り続けた。

派手なことは、何もしていない。

2/15で600点。
3/15で660点。

止まったページが、伸びの起点になった。

「中学英語からやり直し」の一言で、検索画面を閉じる選択肢もあった。
閉じていたら、660の数字は出ていない。

閉じなかった結果が、点に出ただけだった。

35歳で300点台。
ここから600点台に届いた。

動いたのは、年齢じゃない。
「中学からやり直すのは恥」という認識を、外しただけだった。

外側の事実は何も変わっていない。
中身は中2の関係代名詞のままだ。
ラベルが外れたから、ページが進んだ。

頑張ろうとしている人には、ちゃんと可能性がある。
30代でも、35歳でも、300点台からでも。

今夜やるなら、「中学」と書いてない文法書を1冊。
何を1冊にするかは、別の記事に置いてある。

関連記事

詳しい経過、関係代名詞のページで止まった夜は、こちらに書いた。
中学英語で止まった日|TOEIC文法書で気づいた

文法書1冊を15日で2周した記録は、こちら。
世界一わかりやすいTOEIC英文法を15日で走り切った結果

文法のあと、金フレに進んだ1ヶ月の数字は、こちら。
金フレ1ヶ月で+60点、でもLは+10だった|TOEIC600→660

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次