300点から600点を目指す途中で、670点から585点に下がった。でも2日で600点に戻せた。原因は英語力じゃなく時間配分だった。
「前より頑張ったのに、点数が下がった。」その瞬間、TOEICの勉強って、ちょっと怖くなる。でも、それは”成長の途中”でしかない。
TOEIC点数が下がった時の対処法|670→585→600点に戻した回復の記録
—TOEICスコアが下がった時の心境
採点ボタンを押した。
585点。
昨日670点だったのに。
85点、消えた。
しばらく画面を見ていた。
「見間違いかもしれない」と思って、もう一度見た。
585点。変わらなかった。
にっしーチャッピー、点数が下がったんだ。670点から585点に。
チャッピー85点も?何があったの?
にっしー前日670点取って、「もっと伸びる」と思って翌日も模試を解いた。でも、試験中に焦って、Part7で集中できなかった。
チャッピー点数が下がる時って、焦りが原因のことが多いんだよね。まず、落ち着いて原因を見てみよう。
TOEIC点数の実際の推移データ
まず、実際の推移を見てみる。
| 日付 | Total | L | R | 変化 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/3 | 625 | 370 | 255 | – | ベースライン |
| 11/4 | 670 | 410 | 260 | +45点 | P5で正答率爆上げ |
| 11/5 | 585 | 315 | 270 | -85点 | 焦りと時間崩れ |
| 11/6 | 600 | 335 | 265 | +15点 | 読みに集中し立て直し |
11/4に670点を取った翌日、585点に下がった。
85点の下落。
でも、翌日600点に戻せた。
どうやって戻したか。その方法を解説する。
TOEICスコアが下がる3つの原因
まず、なぜ下がったのか。
原因は3つあった。
TOEIC点数下落の原因1|焦りが集中を奪った
670点を取った翌日。
「このまま700点まで一気に伸びるかもしれない」と思った。
でも、その期待が焦りに変わった。
試験中、「前回は670点だった」「今回も伸ばさないと」という声が頭の中で回っていた。
にっしー試験中、前回のスコアが頭をよぎるんだ。「前回より下がったらどうしよう」って。
チャッピーそれが焦りの正体だね。「伸ばさないと」というプレッシャーが、集中を奪ってる。
TOEIC点数下落の原因2|Part5に時間をかけすぎた
11/4、Part5で87%を取った。
でも、この正答率には代償があった。
Part5に4分27秒かけていた。
前日は2分50秒だったから、1分37秒も増えている。
慎重に解いた結果、Part5は当たった。
でも、その分、Part7の時間が減った。
TOEIC点数下落の原因3|Part7の時間が消えた
Part5に時間をかけた結果、Part7は9分37秒しか残らなかった。
前日は12分47秒あったから、3分10秒減っている。
時間が足りず、Part7は15%に崩れた。
P5で87%を取ったが、P7が犠牲になった。
| 原因 | 具体的な症状 | 結果 |
|---|---|---|
| 焦り | 「前回より伸ばさないと」というプレッシャー | 集中力の低下 |
| 時間配分のミス | P5に時間をかけすぎた(4分27秒) | P7の時間不足(9分37秒) |
| P7の崩壊 | 時間が足りず読めない | 正答率15%に急落 |
TOEIC点数が下がった時にやった3つのステップ
585点を見た後、3つのステップで気持ちを切り替えた。
ステップ1 ▸ ふて寝でリセットした夜
585点。
画面の数字を見た瞬間、パソコンを閉じた。
部屋の天井を見上げた。何も考えられなかった。
まだ夕方5時だったけど、そのまま布団に入って、眠った。
「前回の670点は、ただの運だったのかもしれない」
「このまま戻らなかったらどうしよう」
怖かった。
でも、眠って起きたら、少しだけ冷静になれた。
「なぜ下がったのか」を考えられるようになった。
にっしーふて寝でもいいの?勉強しなくていいの?
チャッピー焦ったまま勉強しても、同じミスを繰り返すだけだよ。一度立ち止まって、気持ちを切り替える時間が必要なんだ。
ステップ2 ▸ データを見比べた20分で流れが見えた
翌朝、起きた。
勉強する気はまだ起きなかった。
でも、「このまま逃げてもいいのか」と思った。
パソコンを開いて、11/4と11/5の模試を並べて見た。
最初は見たくなかった。でも、見た。
11/4(670点):
– P5: 4分27秒で87%
– P7: 9分37秒で15%
11/5(585点):
– P5: 3分20秒で50%
– P7: 9分59秒で53%
この比較で気づいた。
「670点はP5に時間をかけすぎて、P7が崩れていた。585点では時間配分が改善して、P7が回復した」
にっしーじゃあ、点数が下がったのは悪いことじゃなかった?
チャッピーそう。670点はP5の運が良かっただけで、時間配分は崩れてた。585点で時間配分が見えて、P7が大幅回復してる。むしろ良い兆候だったんだよ。
ステップ3 ▸ 「伸ばす」より「読む」に戻した日
11/6、模試を解いた。
でも、今回は違った。
「点数を伸ばす」ことを考えなかった。
ただ、「英文を読む」ことだけに集中した。
Part3で100%を取れた。
Part7も61%まで回復した。
結果、600点。
15点伸びた。
でも、このとき思ったのは「伸びた」じゃなかった。
「読めた」だった。
Part7の長文を読んでいるとき、ふと気づいた。
「今、英文の意味を追いかけてる。点数のことを考えてない。」
昨日までは、1問解くたびに「これ合ってるかな」「時間大丈夫かな」と頭の中がうるさかった。
でも今日は、ただ文章を読んでいた。
採点を終えて600点を見たとき、嬉しさより先に安心が来た。
「戻れた」じゃなくて、「読めるようになった」という感覚。
TOEIC 600点に戻すまでの変化
| 日付 | P5時間 | P5正答率 | P7時間 | P7正答率 | 気づき |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/4 (670点) | 4分27秒 | 87% | 9分37秒 | 15% | P5に時間かけすぎ |
| 11/5 (585点) | 3分20秒 | 50% | 9分59秒 | 53% | P7が大幅回復 |
| 11/6 (600点) | 4分4秒 | 50% | 10分53秒 | 61% | 時間配分が改善 |
変わったのは英語力じゃなく、時間配分だけだった。
—TOEICスコアが下がっても、戻せる
670点から585点に下がった時、「もう戻らないかもしれない」と思った。
でも、ふて寝して冷静になって、データを見たら真実がわかった。
670点はP5の運が良かっただけで、時間配分が崩れていた。
翌日、時間配分を意識して解いたら、600点に戻せた。
点数が下がった原因が「時間配分」や「焦り」なら、英語力は下がっていない。
原因を見つければ、点数は戻る。
にっしー点数が下がった時、どうすればいい?
チャッピーまず一度立ち止まる。ふて寝でもいい。焦ったまま勉強しても、同じミスを繰り返すだけだから。
にっしーその後は?
チャッピー前回と今回の模試を見比べる。時間配分、正答率、どこが変わったか。そうすると、「英語力の問題じゃない」ことが見えてくるよ。
まとめ|TOEIC点数が下がった時にやるべきこと
点数が下がっても、戻せる。
変わったのは英語力じゃなく、時間配分だけだった。
やるべき3つのステップ:
1. 一度立ち止まる(ふて寝でもいい)
2. 前回と今回を見比べる(時間配分/正答率/どこが変わったか)
3. 「伸ばす」ではなく「読む」に集中
僕は670点から585点に下がって、落ち込んだ。
でも、データを見たら、670点はP5に時間をかけすぎて、P7が犠牲になっていた。
時間配分を意識したら、2日で600点に戻せた。
今日からできること
1. 点数が下がったら、ふて寝する
2. 翌日、前回と今回を見比べる(時間配分、正答率、どこが変わったか)
3. 次の模試は「点数」ではなく「読む」ことに集中
TOEICのスコアは、英語力だけじゃなく、心の整い方も映す鏡だ。
—点数が下がった瞬間は、ただの数字に見える。
でも、そこには次の伸び方のヒントが隠れてる。
次に読むなら、「解きっぱなしで終わらせない」復習法がおすすめ。
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