Part3が安定しない本当の理由|5つの失敗パターンと対処の地図
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この記事はPart3で崩れる5つのパターンを整理し、それぞれの詳細記事へ誘導する「地図」です。
自分がどのパターンでつまずいているかを確認し、該当する記事に進んでください。
Part3で点数が安定しない本当の理由──それは語彙不足でも、理解力の問題でもない。聞く順番が合っていないだけ。この順番が変わるだけで、努力量を変えなくても得点が安定し始める。
🧠 Part3が崩れる理由は「聞く順番」が合っていないから
TOEIC Part3 は “理解しようとすると崩れる” 特殊なパート。
聞こえているのに選べない。単語は拾えるのに話の流れがつかめない。
これは語彙の不足ではなく、どの順番で聞くかという「聞き方のしくみ」の問題。
以下、Part3で崩れる5つのパターンを整理する。
① 最初の1文で”迷子”になる
Part3 は 最初の1文で場所・役割・目的が決まる。
初心者はここで全部理解しようとして処理が追いつかず、その後が全部あいまいになる。
最初の1文=場所・役割・目的の3つだけ取ればいい。
📖 詳細記事
→ Part3が聞けない本当の理由|語彙じゃない、聞く前の準備だった
最初の1文で取るべき3要素と、聞く前に頭を整える「位置取り」の方法を解説
② 話の流れが変わる合図を見逃している
Part3 の会話は
- メインで進む話の流れ
- 途中で話題が変わる流れ
の2つでできている。
よく起きるミスは「話が変わったのに気づかない」「変わっても前の話を追い続けてしまう」こと。
この「話が変わる合図」の中でも最も多くの受験者を落とすのが but。
📖 詳細記事
→ Part3で聞こえてたのに落とす事故|butを聞いた瞬間の頭の中
butを聞いた瞬間、脳内で起きる「誤処理」のパターンと正しい処理の仕方を解説
③ but の正体を誤解している
初心者の脳内:「but が来ても前の話を覚えておかないと…」
これは大きな誤解。
but = ここから話が変わる。前の話は気にしなくていい。
むしろ、but 以降に設問ワードが現れる確率が一番高い。
📖 詳細記事
→ Part3で聞こえてたのに落とす事故|butを聞いた瞬間の頭の中
butの正しい処理方法と、but以降で設問が出やすい理由を実例で解説
④ “まじめに全部聞く” が最大の遠回り
Part3 が難しく感じる原因の正体はこれ。
- 1文1文を理解しようとする
- 情報が多くて処理しきれない
- 聞こえているのに選べない事故が起きる
Part3は全部理解するゲームではない。追う場所を決めるだけで、聞き方が安定する。
📖 詳細記事
→ Part3が聞けない本当の理由|語彙じゃない、聞く前の準備だった
「全部聞く」から「追う場所を決める」への聞き方の転換方法を解説
⑤ 聞き方の土台が整っていない
Part3で崩れる根本原因として、「聞き方の土台」が整っていない場合がある。
土台とは:
- 最初の1文で場所・役割・目的を取る習慣
- but / actually / so を「話が変わる合図」として受け取る感覚
- メインの話だけ追う姿勢
この土台がないまま練習を重ねても、聞き方が安定しない。
📖 詳細記事
→ TOEIC300〜500点が伸びない理由|努力不足じゃなく、土台が整ってないだけ
聞き方の土台がなぜ必要なのか、どう整えるかを段階的に解説
🔚 結論:Part3は能力ではなく”聞く順番”で変わる
Part3が安定しないのは能力不足ではない。聞く順番が合っていないだけ。
この順番が変わるだけで、努力量を変えなくても得点が安定し始める。
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📍 Part3の位置づけを確認したい方へ
→ 300→600点ロードマップ|最短で抜ける5ステップ
Part3を含む全パート対策の全体設計。文法→Part5→Part3→復習の流れを確認できます。
この記事は実際の学習記録(Part3での聞き方の変化)をもとに執筆しています。
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