夜9時。リビングのソファ。
スマホでabceedを開いた。
Part5の演習。今日で4日目。
「あーやらなきゃ」
演習開始ボタンを押す。
よいしょ。
1問目。
The annual report —— by the finance team was submitted on time.
prepared。読める。
選択肢を見る。preparing, prepared, prepares, preparation。
過去分詞だな。タップ。正解。
次。
3問目。
Employees are encouraged to submit their —— for the new project by Friday.
proposals…? propositions…?
似たような単語が並んでる。
どっちも「提案」っぽいけど、違いが分からない。
「あーめんどくさ」
とりあえずproposals。正解。
でも、なんで正解か分からない。
7問目。
知らない単語が主語に来た。
deteriorateって何。
文全体の意味が取れない。
選択肢を見る。
4つとも意味が分からない。
目が滑る。
スマホを置いた。
X開いてる。
タイムライン流してる。
時計見たら9時14分。
14分しか経ってない。
文法本は1時間続いた
11月の最初の2週間。
『世界一わかりやすいTOEIC英文法』をやっていた。
あの時は、1時間くらい平気で読めた。
残りページが見えてた。
今日は「関係詞」、明日は「仮定法」。
章ごとに内容が変わる。
説明を読んで「へー」と思う。
例文を見て「なるほど」と思う。
その繰り返しで1時間。
演習は違う。
同じ画面。同じ形式。
問題が出て、選んで、正解か不正解か。
それが30問続く。
RPGのレベル上げみたいだ。
大事なのは分かってる。
でも、同じ敵を倒し続ける感じ。
間違えた時だけ、心が動く
復習画面を開いた。
さっき間違えた問題。
Running a marathon —— considerable physical endurance.
僕はrequireを選んだ。不正解。
正解はrequires。
解説を読む。
「動名詞が主語の場合、単数扱い」
あ。
Running = 走ること = 単数。
だからrequiresか。
この瞬間だけ、頭が動いた気がした。
正解した問題は、何も残らない。
間違えて、理由が分かった時だけ「あ!」ってなる。
でも、その「あ!」が来るまでの時間が長い。
7問解いて、1回あるかないか。
英語を読むこと自体が、まだ重い
演習が続かないのは、やる気の問題だと思ってた。
でも、違うのかもしれない。
文法本は、日本語で書いてあった。
読むこと自体は楽だった。
演習は、英語を読み続ける。
知らない単語が来るたびに、頭が止まる。
deteriorateって何。proposalsとpropositionsの違いは何。
その「よいしょ」が、14分で限界になる。
英語→日本語の変換が、まだ重い。
知らない単語が、まだ多い。
たぶん、そういうことなんだと思う。
解決策は、まだ分からない。
同じ壁にぶつかっているなら
演習が続かない理由は、やる気じゃないかもしれない。
英語を読むコスト自体が、まだ高いだけかもしれない。
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