Part5(パート5)の解説を読んだ。
納得した。次は取れる気がした。
1週間後、模試を解いた。
同じ問題が出た。また間違えた。
「あれ?前に見たのに」
解説を開いた。「あー、これだったか」
復習の記憶が残らない。
この記事は、復習したのに記憶が消える理由と、28分で記憶のフックを作る3ステップを解説します。
TOEIC Part5の復習で記憶が残らない理由
解説を読んで「なるほど」と思った。
でも翌日、同じ問題を見ても何も浮かばない。
フックとは、問題を見た瞬間に思い出す手がかり。
解説を読んだ瞬間は分かる
「あー、品詞問題だったのか」
「ここは副詞が入るんだ」
「なるほど、修飾先が動詞だから」
解説を読んでいる間は理解できる。
でも、次の日には忘れている。
フックがない記憶は消える
問題を見た瞬間、手が止まる。
「これ、前にやったやつだ」までは分かる。でも、そこから先が出てこない。
- 「この問題、見覚えがある」 → 何が間違っていたか思い出せない
- 「解説読んだ気がする」 → 何を学んだか思い出せない
- 「たぶん品詞問題」 → どこを見ればいいか思い出せない
フックがないから、思い出せない。
解説を読んだ記憶はあるのに、中身が残っていない。
チャッピーでも解説読めば分かるじゃん
にっしー「分かる」と「思い出せる」は違う。
問題見た瞬間に浮かぶかどうか。
フックがある記憶は残る
フックがある記憶は違う。
問題を見た瞬間、勝手に思い出す。
例:副詞問題
「語尾 -ly を見る」
問題を見た瞬間、-ly を探す。
選択肢に -ly が2つある。どっちかが答え。
解説の内容を思い出そうとしていない。
フックが勝手に動く。
TOEIC Part5|記憶のフックを作る28分の手順
やることは3つだけ。
全部で28分。翌日、同じ問題を見たとき「あ、これか」が出るようになる。
STEP1:Part5を5問だけ解く(5分)
まず5問だけ解く。
30問全部やらない。
5問なら5分で終わる。
復習の時間を確保するため、問題を解く時間は短くする。
STEP2:間違えた問題だけフックを作る(20分)
間違えた問題を見る。
解説は読まない。まずフックを探す。
フックの作り方(3パターン)
| 問題タイプ | フック | 具体例 |
|---|---|---|
| 品詞問題 | 語尾を見る | -ly なら副詞、-tion なら名詞 |
| 副詞問題 | 修飾先を見る | 動詞の前後 → 副詞、形容詞の前 → 副詞 |
| 前置詞問題 | 後ろを見る | 前置詞の後ろは名詞 |
解説を読む前に、自分でフックを決める。
「この問題、次に見たとき何を思い出せばいい?」
例:副詞問題で間違えた
フック:「-ly を見る」
メモに書く。
問題番号とフックを1行で。
Q3: -ly を見る
Q7: 前置詞の後ろは名詞
Q12: 語尾 -tion は名詞
5問中3問間違えたら、3個のフックができる。
20分で3個。1個あたり7分弱。
STEP3:翌日、同じ問題を解く(3分)
翌日、同じ5問を解く。
フックを見ずに解く。
問題を見た瞬間、フックが思い出せるか確認する。
- 思い出せた → フック成功
- 思い出せなかった → フックを作り直す
3分で確認できる。
フックで思い出せれば、次の模試でも思い出せる。
TOEIC Part5|フック具体例17個(折りたたみ)
よく出る問題パターン別に、フックの具体例を17個まとめました。
品詞問題・副詞問題・前置詞問題の3パターンに分類しています。
品詞問題のフック(6個)
- 語尾 -ly → 副詞(quickly, carefully)
- 語尾 -tion → 名詞(information, solution)
- 語尾 -ment → 名詞(development, agreement)
- 語尾 -ness → 名詞(happiness, kindness)
- 語尾 -ful → 形容詞(beautiful, useful)
- 語尾 -ive → 形容詞(effective, active)
副詞問題のフック(6個)
- 動詞の前後 → 副詞(quickly finished)
- 形容詞の前 → 副詞(extremely important)
- 副詞の前 → 副詞(very quickly)
- 文頭・文末 → 副詞(Fortunately, …)
- カンマで囲まれた位置 → 副詞(The project, however, …)
- 主語と動詞の間 → 副詞(The team carefully reviewed…)
前置詞問題のフック(5個)
- 前置詞の後ろ → 名詞(in the office)
- during の後ろ → 必ず名詞(during the meeting)
- despite の後ろ → 必ず名詞(despite the rain)
- because of の後ろ → 必ず名詞(because of the delay)
- in addition to の後ろ → 必ず名詞(in addition to the report)
これらのフックは、問題を見た瞬間に思い出す手がかりになります。
解説を読む前に、自分でフックを決めることで記憶に残ります。
TOEIC Part5|フックで変わる復習の質
フックがあると、復習の質が変わる。
解説を読む回数が減る。問題を見る回数が増える。
フックなし復習:解説を何度も読む
- 1日目:解説を読む(10分)
- 3日後:忘れている、また解説を読む(10分)
- 1週間後:忘れている、また解説を読む(10分)
合計30分。
でも記憶に残らない。
フックあり復習:問題を何度も見る
- 1日目:フックを作る(7分)
- 翌日:フックで思い出す(3分)
- 1週間後:フックで思い出す(3分)
合計13分。
記憶に残る。
解説を読む時間を減らして、フックを作る時間に変える。
復習の時間が半分になる。記憶は2倍残る。

TOEIC Part5|フックが機能する条件
フックは万能ではない。
機能する条件が3つある。
条件1:自分で作る
他人が作ったフックは効かない。
解説に書いてある「ポイント」をそのままメモしても、思い出せない。
自分で考えて、自分の言葉でフックを作る。
「この問題、次に見たとき何を思い出せばいい?」
この質問を自分に投げる。
答えがフックになる。
条件2:1問1フック
1つの問題に複数のフックを作らない。
「語尾を見る」「修飾先を見る」「品詞を確認する」
フックが3つあると、思い出せない。
どれから思い出せばいいか分からない。
1問1フック。
シンプルなフックが一番強い。
条件3:翌日に確認する
フックを作っただけでは不十分。
翌日、同じ問題を見て確認する。
フックが思い出せなければ、作り直す。
思い出せるまで、フックを調整する。
翌日の確認で、フックが記憶に定着する。
今日やること:5問だけ眺める
今日は解かなくていい。
Part5を5問だけ見て、「あ、これ前も間違えたやつだな」を1問見つける。
それで終了。
フックもメモも不要。
あなたの状況に合った次の記事
次に読むべき記事(状況別)
📌 フックで思い出せた人
→ TOEIC Part5が伸びない原因|間違いを3つに分ける復習法
復習の量を増やす段階に進めます。A/B/C分類で17個の復習フックを効率化する方法が分かります。
📌 フックで思い出せなかった人
→ TOEIC Part5「わかってるのに点が伸びない」理由|判断の入口を固定する
品詞問題は分類ラベルであって、判断の入口ではありません。フックの作り方を根本から見直します。
📌 Part5の復習法の基本に戻りたい人
→ TOEIC Part5が伸びない原因|間違いを3つに分ける復習法
A/B/C分類の基本から、復習の全体像を確認できます。
📌 Part5以外のPartも伸び悩んでいる人
→ TOEIC初回330点の全体分析
Part別の弱点分析から、どこから手をつけるべきか見えます。
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