TChatGPTと一緒にTOEICを学び始めて7日。 文法を整理し、毎日少しずつ英文を読むうちに、自分でも気づかない変化が生まれていた。 ただ正直、「この勉強、ほんとに効果あるのかな?」という不安もあった。
そこで今回は、TOEIC勉強アプリの「15分・30問」簡易テストを使って、自分の変化をチェックしてみた。
点数の変化は少なかったものの、感じたことや手ごたえなどまとめていく。

7日目で気づいた変化──数字より先に”読む構造”が変わった
7日間、毎日TOEICと向き合い続けた。計画通りに英文法のテキストを進めて、わからないところは分かるまでChatGPTに質問を投げかけ、自分の間違いを分解し、品詞の役割を何度も確認した。
そして迎えた7日目。予測スコアは470点。初回が330〜460点だったから、確かに上がっている。数字で見れば+70〜140点の成長だ。
今回はアプリの簡易テスト(15分/30問)での手応え。公式スコアの置き換えではなく、学習効果の方向性を確かめるための中間チェックだ。
正直に言えば──期待していたほど劇的な伸びではなかった。「1週間も続けたのに、この程度?」そんな声が心の奥でささやく。
けれど、問題を解いているとき、ふと気づいた。「……あれ、読めるようになってる」
にっしーなるほど。
中学英語の総復習をガッとやるより、まずはTOEIC形式で慣れるってことか。



そうだね。しかも今回は15分・30問の簡易テストだから、“型が身につきつつあるか”のチェックにちょうど良かった。



うん、この短さでも手応えが分かった。
たとえばPart5は、前より迷わず選べる問題が増えた感じ。



それは良い兆候。形式に慣れる→判断の迷いが減る→速度が出るの順で効いてくるからね。
言語化してみて、初めてわかった。私が得たのはスコアではなく、「読み方のアップデート」だったのだ。
数字で見る7日間──TOEIC学習の効果を可視化する
だから、まずは短時間の簡易版で”いまの自分の型”を測った。その結果、数字は小さくても、読む時の迷いが減っているのがハッキリ分かった。


※以下はアプリ簡易テスト(15分/30問)の比較結果。公式公開テストとは難度・配点が異なります。
| セクション | 初回 | 7日後 | 変化・考察 |
|---|---|---|---|
| Listening | 215〜280点 | 255点(初回の範囲内) | 聴き間違いが減り、集中が途切れにくくなった |
| Reading | 115〜180点 | 215点(+35〜100点) | 品詞・構文理解が定着。Part5・6の改善が顕著 |
総合スコア: 330〜460 → 470(+10〜140点)
数字としては、確かに上がっている。けれど、この表が示しているのは点数だけではない。「読解の手応え」が明確になったという、測定不可能な変化がそこにある。
以前は「わからないまま次へ進む」という不安がつきまとっていた。一方で今は、「構造は見える。あとは語彙と速度の問題だ」と、課題がクリアに見えている。
これは、単なる点数の変化ではない。自分がどう読んでいるかを、自分で言語化できるようになったということだ。
Part別に解剖する──どこが変わって、どこが課題なのか
Part5:品詞判断が「感覚」になった
| 正答率 | 75%(3/4) | 選択肢で迷う時間が減少 |
| 所要時間 | 1分44秒(+24秒) | 安定してきたが、まだ迷う問題あり |



Part5は安定してきた。とはいえ、まだ時々「あれ?」ってなる。



それは「品詞判断の自動化」が進んできた証拠だね。迷うのは、文脈判断に時間が必要な状態。それでも、とてもいい傾向だよ。
7日前の私は、選択肢を見るたびに「形容詞? 副詞?」と頭の中でルールを反芻していた。しかし今は、文を見た瞬間に「ここには形容詞が入る」と直感的にわかる。
これは、単なる暗記の成果ではない。構文の「リズム」を体得したのだ。
Part6:接続詞と代名詞が次の壁
| 正答率 | 50%(2/4) | 接続詞・代名詞判断に時間を要する |
| 所要時間 | 3分32秒(+1分32秒) | 文の流れは掴めてきたが、処理速度が遅い |



Part6は、構文はわかるのに読むスピードがまだ遅い。



Part5と同じ問題だね。構造がわかっても、内容をつなぐ処理に時間がかかっている。



構文は見えるのに、内容をつなぐスピードが遅い……



7日目で”止まらなくなった”のは、リズムができてきた証拠。速度はこれから上がるから、まずは素直に喜んでOK。
Part6は、文と文のつながりを読む力が問われる。「この”however”は何に対する逆接なのか」「この”they”は誰を指しているのか」──構文は見えても、文脈の糸をたぐる速度がまだ追いついていない。
Part7:読み返しが減った──次は語彙と内容理解
| 正答率 | 14%(1/7) | 語彙と内容理解が課題 |
| 所要時間 | 5分04秒(−1分56秒) | 読み返しが減少。構造理解が進んだ |
所要時間が足りずにここでタイムアウト。
以前は長文を読むとき、何度も同じ文を読み返していた。「この文、さっきの話とどうつながってる?」と混乱し、冒頭に戻る。その繰り返し。
まだPart7前に時間を使ってしまっているからこればかりは仕方ない。
長文練習にも取り掛かれていないので、今後対策していけばいい。今は、苦手意識を消すために遅くても確実に読んでいく習慣をつけよう。次のステップは、構造理解を内容理解に変換することだ。


変わったのは「点数」ではなく「英語の考え方」だった
TOEICの勉強を通して一番大きく変わったのは、
英語を読むときの頭の使い方だった。
以前の読み方:単語 → 文 → 意味
知らない単語があると止まる。文の形をつかめず、1文ごとに息切れする。
Part5やPart6では「どの語が何を修飾してるか」でよく迷っていた。
今の読み方:文構造 → 意味 → ニュアンス
1週間かけて文法と品詞を整理したことで、まず主語と動詞を見つけるクセがついた。
すると、わからない単語があっても文の流れが見えるようになった。



チャッピーとの対話で、「自分がどう考えてたか」を見直せたのが大きかった。



たしかに。単語の意味より、文のつながりを意識して読んでたね。



うん。知らない単語があっても、文の骨格をつかめば単語で読むよりも読めるって気づいた。
7日間でスコアはまだ大きく変わらない。でも、“読むための土台”は確実にできた。
今までは「単語を読もうとしていた」。今は「文を理解するための道筋が見えている」。
次の8日へ──「構造を読む」を実戦化する
7日間で得た「構造が見える感覚」を、次の8日で実戦化していく。
| 重点項目 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 構文の塊読み強化 | “and / but / because / although”で文を区切る練習 | 再読を減らす |
| 文頭主語の追跡 | 主語の変化をマークしながら読む | 長文の主軸を見失わない |
| 品詞→文意接続の変換 | Part5の知識を文脈内で応用 | 構文力を実戦化する |
| 時間配分の訓練 | アプリで問題を解くときは時間も意識する | 1問でも多く解けるようにする |
「構造が見える」から、「構造で読める」へ。次の8日は、この変換の期間になる。
まとめ:中間テストをやってみて(7日目の結論)



点数はすぐには上がらない。でも、手ごたえがちょっと違った。



リーディングの“構造をつかむ感覚”、前より掴めてきたよね。



うん、前は単語で止まってたけど、
今は文の流れを追えるようになってきた。
まだ時間オーバーするけど、焦って真っ白にはならなくなった。



ちゃんと「読む力」が付いてきてる感じだね。



そう。AIと一緒にやると、自分のクセが見えるんだよ。
どこで迷うかとか、どう考えてるか。
あれがけっこうデカかった。



次の7日間は、その“読める感覚”をもう少し確かにしたいね。



うん、ここからはスピードよりも、
“最後まで集中して読める”ほうを伸ばしたい。
スコアの上昇は副産物。本当の進化は、英語に対して自信がついたこと。次の8日日で文法をやり切って自信を確信にしていく。
今回は「公式問題集」のものじゃない。アプリの簡易版のテストだ。
簡易的な短いテストでも、TOEIC形式に慣れると「判断の速さ」が出てくるのは実感できた。ここから15日プランの後半で迷わず学習していこう。
7日やっても劇的には変わらなかった。でも、自信は確かに芽生えていた。
── TOEIC15日計画・Day7 記録より
数字よりも、感覚が先にくる。
あなたもAIと学んでみませんか?
もしあなたが「勉強しているのに伸びない」と感じているなら、それは「量」の問題ではなく、「やり方」の問題かもしれません。
ChatGPTなどのAIツールは、単なる便利ツールではありません。あなたの抱えている、疑問や問題を解決する対話相手です。
7日間で劇的には変わらない。けれど、確かに読める感覚は育っていく。
あなたも、AIと一緒に学ぶ7日間を試してみてください。テキストよりもあなたに寄り添って教えてくれますよ。








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