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TOEIC300点台から900点へ──英語が苦手だった社会人の再挑戦

TOEIC300点台から900点を目指す – 22年前の自分に決着をつける

TOEIC300点台から900点を目指す社会人の英語学習デスク

目次

原点 – 22年前、英語が苦手だった社会人の出発点

22年前。

中学生のとき、忘れられない英語の授業がある。

あい、まい、みー、まいん。

今になれば、人称の変化を覚えさせたかったのだろう。

先生が野球のサインみたいに右腕を上げると「I」。

2時で「MY」、4時で「ME」、下げると「MINE」。

左手でも同じように「YOU」「YOUR」「YOU」「YOURS」。

一人ずつ廊下に出て、そのジェスチャーに合わせて答えるテストだった。

正直、やる意味が分からなかった。

言葉なのに、まるで動作の競技みたいで。

この先生が担任でもあった。

あまり人の好き嫌いをしない僕だけど、この人は苦手だった。

価値観も合わなかったし、何かと否定された。

たぶん、英語が嫌いになったのは授業よりも、あの人との距離のせいかもしれない。

成績も上がらず、親が個別指導の塾に通わせてくれた。

でも、何をすればいいか分からなかった僕は、指導の時間を丸ごと英単語の暗記に使っていた。

今思えば、お金をどぶに捨てるような行為だったと思う。

ただ座って、単語帳をめくって、時間が過ぎるのを待っていた。

学べる機会があった。

環境もあった。

なのに、成果が出なかった。

それが、陰ながらのコンプレックスだった。

今の自分 – TOEIC300点台の社会人が試行錯誤中

社会人になって、もう一度英語学習に挑戦することにした。

TOEIC公式問題集を買って、自分で解いてみた。

昼飯も抜いて、ガチモードで挑んだ。

「よし、やるぞ」って気持ちだけは満タンだった。

TOEIC300点台のスコア結果を見つめる社会人

自己採点の結果、330〜460点の範囲。現実を見つめた瞬間。

自己採点の結果、330〜460点の範囲

公式問題集は、「何問正解したら何点」じゃなくて、「このくらい正解なら、このスコア帯」って感じで幅がある。

でも、どう見てもTOEIC300点台

Part5までは、なんとか食らいついた。

「まだいける」って思えた。

でも、Part6に入った瞬間、世界が変わった。

“The comprehensive implementation of strategic initiatives”

“An increasing number of qualified applicants”

TOEICでありがちな、名詞+形容詞+副詞が組み合わさった長い主語。

一つ一つの単語は知ってるような気がするのに、塊になると意味が取れない。

文章が頭に入ってこない。

全部やるのは無理。

というか、早く時間終われって祈ってた。

問題を解くことより、時間が過ぎることを願っていた。

もっとできる自分でありたかった。

でも、「無勉ならこんなもんか」とも思った。

900点。先が長いな。

ちょっと、先が見えなくなった。

でも、今はまだ、スタート地点。

ここから積み上げられるかどうか、自分で確かめたい。

社会人の英語学習 – 今の勉強法

TOEIC初心者の僕には、正直、何が正しい勉強法なのか分からない。

計画的に淡々とやれたらいいことは、分かってる。

空き時間を全部英語に詰め込めたら、それが理想なのも分かってる。

カフェで英語学習する社会人の勉強風景

カフェで、なんとか続けようとしている。

でも、僕は飽き性で、集中力も弱い。

それを”ちゃんとやろう”とすると、つらくなってしまうことが分かってる。

だから、なんとかカフェや仕組みを使って、続けようとしてる。

英語学習アプリのログイン記録を途切れさせないこと。

触れる時間を増やすこと。

それだけを目標にしてる。

完璧じゃない。

でも、止めてはいない。

なぜTOEICなのか – 英語が苦手だった社会人の決着

なぜ、TOEICなのか。

正直、英語が話せるようになりたいわけじゃない。

海外で働きたいわけでもない。

ただ、「あの頃の自分」に、ずっと借りがあった。

中学の授業で、先生が苦手で、英語が嫌いになった。

塾に通う機会もあった。環境もあった。

でも、結果は出せなかった。

当時は、そんなこと冷静に考える余裕なんてなかった。

ただ、『できない自分』を引きずってた。

先生が嫌いで、英語が嫌いで、でもどうしたらいいか分からなくて。

最後に英語の授業を受けたのは、15年前。

中学で英語が嫌いになってからは、もう22年が経っていた。

22年経った今、客観的に見ると、

『あのとき、ちゃんとやれば、できたんじゃないか?』

って思う。

でも、当時の自分には、その視点は見えていなかった。

今から見たら、あの光景の意味が違って見える。

TOEIC900点を目指す理由

だから、もう一度やってみたい。

今の自分なら、ちゃんと向き合える気がする。

逃げずに、積み上げて、結果を出せるかどうか、確かめたい。

『あのとき、本当にできなかったのか?』

『それとも、やり方が分からなかっただけなのか?』

TOEICは、その答えを出す場所。

昔の自分に、決着をつける場所。

TOEIC900点を目指す社会人の目標ノート

目標は、TOEIC900点。昔の自分を超える証明として。

目標は、TOEIC900点。

昔の自分を超える、その証明として。

他の分野で成果を出すより、昔の自分を超える方が、僕には価値がある。

そして、TOEICなら、努力が数字で見える。

「苦手を可視化できる、唯一のものさし」として。

未来 – 社会人の英語学習ブログを書く理由

このブログは、今、挑戦している人に向けて書いている。

TOEICに限らず、何かに挑戦している人。

一人で、黙々と、積み上げている人。

きっと、頑張り屋さんだと思う。

誰にも言わず、コツコツと続けてる人は、本当に強い。

でも、時々、折れそうになる。

「これでいいのか?」

「意味あるのか?」

「自分だけ、取り残されてないか?」

孤独に頑張ってると、そんな不安が襲ってくる。

僕も、そうだ。

TOEIC300点台のスコアを見たとき。

Part6で「早く時間終われ」って祈ったとき。

「900点、先が長いな」って、ちょっと先が見えなくなったとき。

正直、今日も英語に向き合うのは大変だと思ってる。

始めたばかりで、これからも折れそうになることはあると思う。

先が長い。

毎日、成長を感じられるわけじゃない。

マンネリになる日もある。

体調が悪い日もある。

他にやらないといけないことがあって、英語が後回しになる日もある。

負けそうになると思う。

ブログで支え合いたい

だから、このブログを書いている。

「ブログを書いてる人なら、頑張るよね?」

って、自分を外堀埋めて、やるように仕向けてる。

でも、それだけじゃない。

ブログを書いている自分にも、支えてほしい。

誰かが読んでくれること。

「一緒に頑張ってる」って思ってくれる人がいること。

それが、僕を前に進ませてくれる。

完璧な勉強法を教えられるわけじゃない。

劇的な成果を報告できるわけでもない。

ただ、「こんな風に、試行錯誤してる人がいる」

それだけを、ここに残していく。

もし、この記録を読んでくれた誰かが、

「あ、自分だけじゃないんだ」

「この人も、迷いながらやってるんだ」

って思ってくれたら、それでいい。

共感する仲間が、どこかにいる。

それが伝われば、このブログの意味はある。

僕は、あなたの先を行く人じゃない。

隣で、一緒に灯を持つ人。

あなたが、僕を支えてくれる。

僕も、あなたを支えられたらいい。

一緒に、頑張ろう。

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